Takamori博士が語るレースの裏側ドタバタ話

国際Bライセンスとは                              2013年11月05日

Takamori博士 はかせです♪♪ 1970年北海道札幌市生まれ。1995年に北海道でレーシングカートに出会い、ミッションカートで日本全国のサーキットを転戦するほどレースにハマル。2008年に四輪レースへ初参戦。わずか5レースのキャリアでSUPER GT GT300クラスへ参戦したツワモノ。レーシングドライバーと言うよりも、まるで走るエンジニア。夢はいつか自分のマイカーを持つこと。実はサーキット以外で車を運転することが無い変わったレーシングドライバー?!なのです。

皆様、こんにちは、Takamori博士です。

前回のブログを書いてから、気がつくと2週間以上経っちゃいました・・・ 

ゴメンなさい。

忘れてしまった方もいると思いますが、前回のブログでは、『レースをするには、競技ライセンスを入手しなくてはイケナイらしい事を理解した。』まで書きました。

まぁ、そもそもボクがレースを始めるキッカケ自体が、『近くでレースを見たいので、自分でレーシングカーを運転しますか!』という気軽な発想なので、レースの基本も全く分っていないわけです。

Takamori博士は、今も社会生活の基本があまり分っていないと言うウワサはありますが、その辺の話をすると、ブログが永久に進まなくなるので、ココではその話には触れませんから・・・

では、前フリは置いておいて・・・
この辺でブログを進めましょう!


■カートには乗った経験あり
そもそも、ボク、北海道札幌市で生まれ育ったので、近くにサーキット無かったし。。。雨竜(うりゅう)のカートコースで初めてレーシングカートに乗ったときは、GKTシリーズと言うクラブ主催レースだったので、ライセンスも必要無く、レースにライセンスが必要などと言う概念も無かったの。。。

北海道でカートレースをしていたボクは、ある日突然、仕事の関係で東京の独身寮暮らしになるわけです。もちろん、完全なオノボリサン状態で東京にやって来たので、原宿とか渋谷って何処?? ナウい町は、浜松町でしょ? モノレールの終点だし。。。と、右も左もわからずに四輪レースを始める訳ですが、まずは東京タワーの下にあったJAFの事務所にライセンスを購入しに行くわけです。

しかし、ライセンス料という金額表示があるのに、『ライセンスは購入できない』と言う事実を知るのです。なんでも、競技ライセンスとは、認定機関での独自発行資格に近いらしく、学科と実技の試験に合格してから、ライセンス料を支払い、申請する事によって初めて入手できるそうです。

■レースに必要なライセンス?
車のレースと考えると解りづらいので、ダイビングに例えると・・・ レースのライセンスって、ダイビングのPADIとかCMASとかのライセンスに近い感じみたい?

例えるなら、国内Aライセンスがオープンウォーターみたいで入門ライセンスに相当し、国際Cライセンスがインストラクターみたいなもん???

インストラクターの資格を得ると、ボンベを借りて、ある程度自由に海に潜れるようになるように、国際Cライセンスを入手すると、ある程度自由にレースに参戦できるわけね。(ふむふむ)

■必要なライセンス
ボクの場合、スーパーGTに出場したいので、必要なライセンスは、『国際Cライセンス』よりも1ランク上の『国際Bライセンス』とのこと。

国際Bライセンスの発給条件を調べると、1年間でF4かF3で5レースに完走すれば良いのね。でも、よ~く調べると、一度でも国際Bライセンスを入手したら、入手年度にフォーミュラーニッポンかスーパーGTに出場しないと、翌年には、国際Bライセンスは自動的に国際Cライセンスに降格されてしまいますとの記述が・・・・

あーーー、国際Bライセンスを入手する事も難しいけど、2年以上、国際Bライセンスを持ち続ける事は、ふつうの人には、ほぼ不可能な領域なのね。。。

■と言うことは・・・
イチバン簡単な方法は、『国際Bライセンスを入手すると同時にスーパーGTに出場すれば良い!』のね。。。と短絡的な思考回路のボクは前向きに理解したわけです。

さて、レース関係の知り合いゼロのボクは、レース関係者を探すために、サーキットへ通いつめ、レースを始めるためのキーマンを探す旅に出るのでした・・・

つづく。。。


このページは2013年~2015年まで、AUTO SPORTS webホームページに
投稿されていたモタスポブログ(2013年11月05日)を再編集したものです。