Takamori博士が語るレースの裏側ドタバタ話
【博士の人生相談? No.3】 2014年06月18日
昨日に引き続き、モタスポブログの更新です。
おっ、連日の更新とは。。。さては、『Takamori博士、マジでヒマなんだろ?』とお思いの皆様、残念でした。。。
2度あることは3度あると言う仮説を証明してるだけ。。。
そして、Takamori博士は三日坊主なのをお忘れなく!!
今日の身近な相談は、ペンネーム イクラちゃんから。
■本日のご相談
『久々にレーシングカー乗ったんやけど、あかんで。シフトがブラブラやがな。パコーンっと入いんないとアカンわ。3速に入れたつもりが5速に入ってしまうんや。どうやってシフトするんや???』と、ライトな御質問頂きました。
ありがとうございます。
こういう簡単な質問をお待ちしておりました。
ズバリお答えします。
■博士の回答
シフトなんてものは、何もカンケーネー。気合で”オリャ!!”と叩き込めば良いのです。例えば、低速コーナーの立ち上がりで8600rpmで2速から3速にシフトアップする時、アクセルを抜いてはイケマセン。ガリッと音がするだけなので、アクセル踏みっぱで、力の限りで3速と思える場所にシフトを叩き込むのです。
【解説】
3速に入れようと思い、間違って5速に入れるなんてダサイんです。だって、エンジンが低音でボーッっと失速するだけですから。。。そんな間違いを犯すなら、男気を魅せて、思い切って1速に叩き込んでみましょう!!
タコメーターが信じられない速さで振り切り、間違いなく10,700rpmの世界を体験できます。1万回転越えのエンジン音は良い音がします。”ウィーン!!”ってモーターみたいな音がするんですよっ!!
そして、無線でPITのエンジニアに向かって、こう言うのです。『なんかね。ウィーンってエンジン回ったよ。一回エンジン冷えるとバルブがグチャグチャニ落ちると思うから、4000rpmくらいでゆっくりPITに帰るから、モーチェンよろしくね!!』
ドライバーはいつも冷静で無くてはいけません。あくまでも金属の強度チェックをしただけなのですから、ドライバーは悪くないのです。ドライバーのワガママを許容できない金属の分子間結合力と格子結晶構造がイケナイのです。
もちろん、マシンを降りるとき、元気に『やぁ! 元気? 今何時?』と明るく皆に挨拶をしてから、一言『モーチェン、何時に出来るの?』と言ってみましょう!!
出来るマネージャがいれば、『今何時?』と聞かれた瞬間、右手と左手を大きく振って『イチダイジ!!!』と言ってくれるはずです。まぁ、そんなの関係ねー、ハイ、オッパッピーくらいの気持ちでエンジンが換装させるのを待ちましょう!!
ドライバーはあくまでも冷静に振舞うのが大事なのです。
ここで、『ミスをしてしまった。。。オレは何てダメな奴なんだ。。。』とか落ち込むと、周りの人々も暗くしてしまいますので、大事なことは『明るく振舞うこと。』です。
そして、エンジンが直って、再度コースインするときは、同じミスをしてはイケマセン。シフトは丁寧に。。。もうシフトミスは許されません。。。でも運転はアグレッシブに行きましょう!! アンダーが出たら、ハンドルを切り込む、アンダーが消えるまで切り込む、、、そしてアクセルを踏みマクル!! その先にあるのは、コースアウトですが。。。
気にしてはイケマセン。カウルが壊れるくらいですから。
そんな時も、無線でPITのエンジニアに向かって、冷静にこう言うのです。『なんかね。部品がね。飛んでいったよ。ストレートでバンパーついているか?見てね。。。よろしく!!』と言ってアタックを続けるのです・・・・・
ちなみに、2014年スーパー耐久第2戦 SUGO練習走行でのTakamori博士の実話ですから・・・・
上記のような人として最低の行動を堂々とやったため、その責任を取らされ、決勝レースでは走らせてもらえませんでした。。。(;;)
反省ですか???
ボクの辞書には、『反省とは3日で忘れること』って書いてますけど???
何か?